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[ブログリレー]駄文(自ら貶めることで本文を良く見せる高等技術)
ご紹介にあずかりました、管理人です。
…書き出しを延々と考えた挙句、結局月並みなものになってしまいました。



「ブログリレー」という方式、今更ながら面白いですね。皆の書いた文章を読む機会なんて滅多にないですし。
もうお分かりの通り、僕は文章を書くのが相当下手なので、皆からの記事が送られてくるたびに感心してしまいます。

A組にはとにかく頭のいい人とかやたら面白い人とか、本当に個性的な人が集まっているクラスだと思います。
「性格は常にその人のどこかに表れている」(格言っぽい!)というのが僕の持論で、皆の文章を読んでいるとそれを実感できますね。
たとえパソコンや携帯で打った文章であろうと、書いた人の性格が如実に表れるものだなぁ、と。
どの文章にもその人の個性が滲み出ていて、実に「A組らしい」筆致だと思います。


忙しい中で記事を書き上げてくれる皆の協力もあって、このブログを続けることが出来ています。
ブログのデザインやら何やら、四苦八苦しながら考えていた時は疾うに過ぎ去り、今ではもう31人目までリレーが回っています。
正直自分でも驚いています。作った当初は企画倒れになることを恐れていたのですが、それどころか皆楽しんで記事を書いてくれている感すらあります。
最初に書くと名乗りを上げてくれた、ユニ責さんには本当に感謝しています。彼のおかげでこのブログはいいスタートを切れました。

引き続き、これからも記事を更新し続けていきます。
このブログを通して、3年A組の雰囲気を少しでも感じてくだされば幸いです。

さて、そろそろ演劇のことについて書こうと思います。



ベタな感じで、僕のお仕事について話します。

1つ目のお仕事は、もう紹介された通りですが、このブログの管理です。
もっと言うとこのブログの他に、twitter/facebookページを管理しています。
よろしければそちらもご覧ください。


2つ目のお仕事(というか正式に仕事と言えるのはこれだけですが)は、音響班のチーフです。

この仕事につくまでにかなーーり悩みました。(最初の方だけ)
実はですね、劇を見る前はぼんやり「キャストか音響がいいなぁー」、とか今となってはおこがましいことを考えていた訳ですよ。
ですが、劇を見て変わりました。最初に見たのはDVDで、セリフがほとんど聞こえず内容がさっぱり分かりませんでした。ただ、音だけははっきり聞こえてきました。
序盤のシーン(ネタバレ防止)の音楽に心打たれました。

とまあそんなこんなで、音響を担当することに決めました。(適当)
物理好き氏に「お前がチーフやってくれるなら俺音響やるよ」と言われ、頼りない僕ですがチーフをやらせてもらっています。



3年A組が創り上げる演劇、新釈「姥捨山」は、他のクラスが演じる作品とは確かに違った部類のものだと思います。
コメディ色が強い他のクラスのラインナップと比べ、A組はタイトルからして明らかに「しんみり」しています。演出さんの言う通り、見なくてもラストが分かっています。
ではそれらが不利に働くか、というと僕の答えはもちろん"No"です。
むしろ僕は、この作品の魅力は「しんみり」なところにあると(勝手に)思っています。

僕はこの作品の映像を見ると、展開が分かっているのに毎回必ず泣いてしまいます。
けれども所謂「お涙頂戴」的な構成にはなっていません。
貧しい農村の、とある家族の1年を辿る話。その中で、あくまでも自然と僕たちの心に語りかけてくる、そのある種の静かさこそが「しんみり」であり、この作品の最大の特徴であり魅力だと思います。


掛け値無しに、僕はこの作品の全てが大好きです。
正しく言うと、全てが整ったこの作品が大好きです。
こんなことを言っていいのか分かりませんが、台本だけを読んでも「面白い」という感想以上のものが無いんですね。
でもDVDで演劇を見ると違う。
ストーリーと、演技と、音楽と、照明と、舞台風景とが渾然一体となって僕の中に入ってきます。

一般に「裏方」と呼ばれる大道具小道具や音響照明も、この演劇を構成する1ピースです。
そういった意味では「表方」である役者と、演劇をやる上では全く等価だと思っています。
我らが大先生の仰る、「3年A組全員演劇」とはそういうことだと僕は解釈しています。



さて、収拾がつかなくなってきたので無理に纏めにかかります。


僕の中でのこの話のテーマは、「親への愛情、子への愛情」です。
どんなに(僕みたいな)愚かしい子でも、親はその子に対して深い愛情を持っているものであり、反抗期真っ盛りな子でも、その子は親が大好きなものなのです。

この演劇が、親子の愛情を再確認できる機会になれば、そう考えています。




長々とすみません、結局長いだけの駄文になってしまった感が否めません…。
ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます。

次は、ニョライ役の彼女です。お願いします。

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プロフィール

HN:
東京学芸大学附属高校57期3年A組
性別:
非公開
職業:
高校生
自己紹介:
東京学芸大学附属高校57期3年A組です。
第58回辛夷祭で、

新釈「姥捨山」
(作:のまさとる、原作:『楢山節考』)

を上演いたします。
時間が合いましたら、是非ともお越し下さい。

・日時
9/8(土)12:00-13:15
9/9(日)14:30-15:45
・場所
東京学芸大学附属高校 大体育館
アクセスはこちらから。



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