おりん(の中の人)は達吉(の中の人)のことを「屁理屈ゲーマー」とか「ニートまっしぐら」なんて言ってますが
達吉はおりんが初めて産んだ子どもです
可愛くない筈がない
大切に、手塩に掛けて育てたら、45年後、家族思いで母親思いの、寡黙だけど優しい男に成長しました
おりんは、彼に背負われて極寒の冬山に捨てられに行きます
死ぬのが怖くないから行けるのでは決してありません、おりんは自ら「死ぬのが怖い」といいます
死の恐怖と生への執着を抑えて彼女の心に宿るのは、家族への愛です
長男次男嫁っ子孫娘みんなのことを愛しく思っているから、
彼等が食べ物に困らず暮らしていくには必要なことだと分かっているから、
掟という名のもとに正当化され強制された自己犠牲を甘んじて受け入れるのです
「仕方がない」「これはけじめだ」と達吉に諭すとき、
おりんは既に「覚悟」が出来ています
その上で達吉が「覚悟」を決めるのを促し、また静かに待つのです
老人が山に捨てられるだけの物語ではなく
母親としての、長男への最後の仕事の物語
もしかしたら、達吉の成長物語としての要素も含んでいるのでしょう
凡そ2ヶ月後、
私はおりんになれているのでしょうか
必死に模索しようと思います
さて次の人は
(色白で)
(隠れ筋肉質で)
(おりんの中の人と邦楽の趣味がめっちゃ合う人で)
(私の推しメンの←)
照明チーフの彼です
いいなぁあのiPhoneカバー欲しい
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